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「スウェーデンから部品を買うのでボルボの修理部品代は高い」
「年式の古いボルボの部品は希少であり、現行品のものより値段が高くなる」
この言葉をよくボルボディーラーで聞かされ、ユーザーは納得させられてきました。
しかし実際には修理部品・パーツ料金はさほど高くないことがこの度分かりました。
相当の安値で部品をPAGが仕入れ、それをディーラーに販売し、ディーラーがユーザーに修理部品代として料金を徴収しております。
ちなみに、どれくらいの料金でPAGがディーラーに部品を販売しているかと言うと、ユーザーに販売している正規料金の3割引きでディーラーに販売しております。そして、期間によっては半額以上の値引きをします。最も値引きが大きかったものは65%引きです。
「外車は修理部品代などが高いから維持費がかかる」
巷ではよくこの言葉が囁かれております。
しかし、ボルボに関しては部品代が高いのではなく、ボルボを輸入するPAGが部品代で利益をあげようとしているので部品代が高いだけで、更にボルボはABSやパワステなどの特定部分の異常が発生する確率が極めて高いので修理回数が増えるので、PAGはますます利益があがる仕組みになっております。
では、実際にどれくらいの料金でPAGがディーラーに部品販売しているかをPAG社内資料を交えながら解説しようと思います。

まず、上記の表の「主な対象モデル」をご覧下さい。
年式が古いので部品代が高いと説明されてきたボルボ850のパーツが通常プラス追加割引で最大50%引きでディーラーに販売されてます。ディーラーはこれを正規の料金をユーザーに請求します。50%引きでディーラーに部品を卸すということは、PAGは更に安い値段で部品を仕入れていることになります。したがって、部品の原価はとてつもない安い金額になります。それだけ安く仕入れながら「外車だから、高級車だから修理代は高い」と嘘の説明をユーザーにしているのです。
では次に、実際の価格を見てみましょう。

ボルボでよく異常の多発して交換されるABSユニット、パワステギアボックスが35%引き、40%引きでPAGがディーラーに販売していることが分かります。ディーラーもクレームの多いABSユニットとパワステギアボックスを多少値引きした金額をユーザーに請求するとこともあると思います。
「今回は○○様にご迷惑をおかけしたのでABSユニット15万円を10万円にしました。」
このように言われたら「5万円も安くしてくれて、凄く良心的なディーラーだ」とユーザーは思うことでしょう。
15万を10万にしたとしても若干の販売利益が出て、そこに工賃をプラスするとディーラーは損をしないどころか儲かります。また、部品代は高いものだとあらかじめ洗脳されているのでユーザーは不満を感じつつも、料金を支払うものです。もっとも、ディーラーは多発する異常への不満を訴えるユーザーと、有償修理で対応しろと命ずるPAGとの間で板ばさみになり辛い状況なのでしょうが。
しかし、ここでよく考えて頂きたいのは、そもそもABSの異常はPAGがリコールを行っていないので有償修理になっているもので、本来はリコールが行われて無償修理に該当するものだということです。
また、ABS異常時に半田割れが原因であることが大半で、その場合は半田を流せば済むもので、そもそもユニット交換の必要は全くないのです。
数十円で済む修理を、わざわざユニットごと全て交換して正規の金額を請求する。
これがPAGアフターセールスビジネス本部による錬金術です。
この錬金術のお陰で世界第8位の販売台数でありながら、一台あたりの部品販売金額がダントツの世界第1位になれた主な理由です。
度重なる異常の原因説明を求めるユーザーに対し誠意ある回答をせず、『リコールになっていないので有償修理になります。法的には一切当方に問題ありません。』と平然と答えるボルボお客様相談室。
そしてこのボルボお客様相談室はPAGアフターセールスジビネス本部所属の部署です。
ボルボは10年以上経過してリコールの届出を国土交通省に行うことが多々あります。
つまり、リコールといくら騒がれても無視をして、数年後にその車が市場に出回らなくなってからリコールを行えば、リコールに伴う出費が減る訳です。リコールする以前に有償修理したユーザーに対して、『実はリコールだったので修理代を返還致します』との通知をPAGが行わないことは大問題だと思われます。
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PAGによるアフターセールスの実態・・・A